日常から離脱する旅行

趣味
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僕は旅行に頻繁に行くわけではないけれど、好きな行為の1つです。普段過ごしている生活圏からは離れて、知らない土地に足を運ぶのはなんだかとてもワクワクします。

旅行の目的は、観光地やグルメ、など人や旅それぞれで異なり新しい体験や日々の休息を求めているなどさまざまです。

皆さんは、よく旅行に行きますか?

自粛期間中はどこか新しい場所へと赴くといったことが難しく、旅行へ行く機会が減ってしまった人が多い。

自粛が明けてからも全国旅行支援で旅行した人もいれば、自粛期間中の生活に慣れすぎて機会を失っている、経済状況の悪化による物価高の影響を受けて旅行という選択肢がなくなった人もいるのではないかと思います。

旅行は観光地や温泉など行きたい場所の選択、美味しいグルメやお土産の候補を綿密に調べて、宿泊地や移動手段などを計画して、というような大きなイベントでなくてもいい。

行き先すら決めずに、駅から30分移動したところで降りて、ぶらぶらと歩いて景色を楽しむことや、日帰りで当日行ける範囲内で行き先を決めて、1日使ってプチ旅行するのでも気分転換になる。

僕はよく庭園や美術館にいくことが多いです。目的地に行くまでの街の雰囲気やその地域でよく食べられている美味しいグルメも楽しみにしています。

ただ、僕が旅行に一番求めていることは日常から離れることで、一時の休息、そして自分自身にフォーカスを当てることです。

だから、旅行で行き先を決める時も何ヶ所も選定するのではなくて、滞在期間にもよりますが多くても2カ所にするようにしている。

その地域で見ることのできる観光地を楽しむことも楽しいのですが、何よりも、街並みや雰囲気をリラックスしながら楽しみたい。

行き先を詰め込んでもバタバタと慌しいスケジュールになりますし、せっかく計画していたのに、行けないとなると少し残念な気持ちになります。

スケジュールに余裕を持っていれば、時間のことを気にすることなく思うがままに過ごすことができる。余裕があれば、スケジュールの調整がしやすく、行き先を減らすことなく追加することもできます。

行きたい場所が明確にあるわけではないときは、日帰りのプチ旅行をすることが多いです。計画を立てることが苦手ということもありますが…。

日常生活での悩みや忙しさの疲れなど、現実から逃れたい、解放されたいという感覚は誰しもが持つことがある。

そんな時に知らない場所へ足を踏み入れることで、自分に意識を集中させることができる。

移動時間を含めて見慣れない景色や街並みを見ながら、視覚や匂いなど五感を通して自分がどんなことを感じているのか、どんな場所に興味を惹かれているかを知ることができる。

では普段の生活では自分の感情や思考について触れる機会がないのか。まったくないとまでは言いませんが、自分について考える頻度はとても少ないのではないでしょうか。

ほとんど毎日見慣れている景色では、それらが当たり前の存在として受け入れているため、情報として大きな変化もないため、刺激として受け入れることなくスルーしてしまいます。

そして、仕事や生活でのストレスや、スマホで処理し切れないほどの情報に触れることで常に膨大な量のインプットをしている状態では自分の感情や思考を意識的に掬い上げるのは難しい。

なんだかモヤモヤしている、なぜか腹ただしい、悩みがこんなにもたくさんあるというような状況になり、感情を言語化してアウトプットしたり悩みを整理したりすることなく生活を送っている。

長い間続くとどんどん自分についての優先度が低くなり、感情や思考が鈍くなっていく。なんだか集中力が維持できない、どうしてか体調が悪いといった問題を抱えるになりかねない。

趣味を通して定期的なリフレッシュや自分が置かれている環境について考えるきっかけを普段から持つ習慣があれば、自身に軸を据えて生活を送ることができているため問題なく過ごせる。

知らない環境に身を置くことで、周りの環境から得られる情報を自分中心に考えることができるようになり、意識を向けることができるようになる。

そうすると徐々に非日常の場所から日常の生活について自分が置かれている状況を客観的に見ることができる。

本当は何がしたいのか、何が好きで嫌いなのか、どのようなことで悩んでいたとか思考のクセなどについて思いを馳せることに繋がります。

自分についてぼーっと考えていると、目標が見つかったり、悩んでいたことが実はあまり大したことではないなとか、視点を変えてみると解決できたといったことがあったりするかもしれません。

定期的に振り返ることで自分を見失うことなく生活を送ることができるし、リフレッシュすることができる。

行った事のない場所にふらっと出かけてみると何かしらの発見や感じることがあると思いますのでぜひ試してみて下さい。

それではっ!

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