どんな行動にも目的があって達成していると考える

考え方
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人の生活は習慣によって大きく影響されています。習慣は日常的な行動や思考パターンであり、重要な役割を果たしています。

例えば、朝起きて食事をする、仕事をする、運動する、風呂に入るなど日々行なっている活動のほとんどが習慣で構成されていて、100%にかなり近いだろうと思う。

習慣がなければ、運動不足や病気の予防、ストレス軽減のためのリラックスなどをしない、できないということであるから健康や生活リズムに混乱を招く事になる。

自動的に行われる動作によって、日々の生活を限りある意思の力を抑えながら送ることができます。最初は、大きな労力を必要としていたことであっても、継続して習慣となると辛さを感じることなく簡単に続けることができる。

生活を送るために意識せずとも身についている習慣もあれば、勉強や運動など普段から時間を割くことを意識しないと身につかない習慣もあります。

そして意図せずに身についてしまっている悪い習慣も存在します。

意識して身につけたい良い習慣は、習慣となるまで大きい労力を割き、苦労と感じなくなるまで長い時間がかかるものです。

多くの人が早寝早起きや運動習慣、ダイエットなど達成したい目標を掲げ意識的に取り組み、続けようとしたことが一度はあるかと思います。

ただ、自分のために行う取り組みを習慣化することはそう簡単にはいかず、どれだけ継続したいかという意思と継続するにあたっての工夫が不可欠です。

人間の意思は弱いもので、最初の頃に取り組もうと決めた時のモチベーションを長期間に渡って維持することはほとんど不可能に近い。

結果として、行動に移すために必要なエネルギーが不足することとなり、生活の一部となるまで継続することができずに三日坊主で終わってしまうことが多々ある。

自分にとって良い習慣を身につけることは時間がかかりますが、一方で自分にとって不都合だと思われる悪い習慣はいとも簡単に生活に忍び込み知らず知らずのうちに当たり前の過ごし方になってしまいます。

新しい習慣を身につけようとした際に、1日は24時間ですから既に習慣となっている行動、過ごし方を辞める、時間的に削るなどして生活に新しい過ごし方を取り入れる時間を確保する必要があります。既にある習慣の方がエネルギーを使うのが少量で済み、楽であるからいつもと同じ過ごし方を続けてしまい生活に変化を加えることは難しい。

既存と新しい習慣とで同じカテゴリに所属していると、競合することとなり既存の週時間を手放す必要がある。好きなように飲んで食べて暴飲暴食している生活を送っている人が、健康的な食事を取り入れようとしているなら、両方を取り入れることにはならずどちらか一方を選択するか、適度にバランスを取っていくことになります。

取り除こうとしている、あるいは辞めたいと考えている悪い習慣であっても、生活の一部になっている以上は、意識的にしろ無意識的にしろ何かしらの目的を達成していると考えることができます。

勉強して知識を深めることを避けているのであれば、努力した結果が報われずに無能の烙印を押されてしまうことを恐れているのかもしれないし、つまらないことに現在の時間を使いたくないであったり、ストレスから逃げたいという欲望があるかもしれません。

暴飲暴食が止められないということであれば、ストレスや不安を解消手段、飲食している最中に幸福を感じる、体重を増やそうとしているなどの目的が考えられます。

僕の場合は長い間、爪をぺりぺりしてしまうという行動に悩んでいました。ストレスや不安の解消、寂しさを紛らわす、自己障害行動によって生きていることを感じる、何かしていないと気が済まない、魅力を低下させることで注目されたいなどといった目的を達成していたのかと考えると衝撃を受けました。

一体何のためにこんな行動をしているのかと考えると自分にとって必要な行動なのか、それでも辞めたい行動なのかといったことをより客観視することができるようになる。

やめたい行動なのに、こんな目的を持っているわけがない、達成したいことではないと思われるかも知れません。

正直なところ、実際にそのような目的を意識して持ってしかも達成しているなんてことはどうでもよくて、意思とは関係なく普段の生活の中でしている行動にそのような意図が含まれているのかも知れないという視点で考えることが大切です。

その習慣がいつから始めたのか、またそのきっかけは何だったのかと過去を遡るのもよいでしょう。

仮に無意識的に目的を持っているとしたら、どんなものであってしかもそれが達成できているのか、またふさわしいと思える行動であるのかを考えると、もっと適切な行動、やり方があるのではないかと思わずにはいられませんでした。

他人にとっては大きくはない問題かも知れませんが、僕にとっては長年やめたいとは思いつつも続けてしまっていた習慣だったので、辞められたことは大きい。

他の悪い習慣についても辞めるためのきっかけもこの方法で作ることができそうです。

生活の中に新しい行動を取り入れることは時間がかかりますが、生活に変化を加えることを習慣とすることも可能です。

そうすれば、やりたいことや習慣として生活に取り入れたいことを試して良い習慣を身につけることで充実した人生を送ることに繋がります。

それではっ!

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