甘いものを食べると止められないサイクルに囚われる

健康
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あまり甘いものは食べないように心がけていた。

ただ、最近の食生活を振り返ってみると、チョコレートやシュークリームなどのお菓子を毎日のように食べて、ジュースを飲む頻度も増えている。

健康のために避けていたというのにいつの間にか日常生活の中に甘いものが登場することが当然のようになっている。

筋トレの強度も上げて、食生活も気を付けて小腹が空いたときにはアーモンドなどを食べているのに体型に変化がない。

気を付けているつもりになっていただけだった。もともと全く食べないわけではなかったが、それでも毎日食べるほどの頻度ではなかった。

一番食生活に気を付けていたときは甘いものが欲しくなると、ハチミツや冷凍ブルーベリーを入れたヨーグルト、リンゴやミカンなどの果物を食べることで満足していたのです。

糖分が大量に含まれているお菓子類、ジュースを摂取する機会はだいぶ少なかったように思います。

どうして甘いものを日常的に食べ、糖分を摂取するようになってしまったのでしょうか。

糖分は身体の主要なエネルギー源であり、特に脳にはブドウ糖が欠かせません。

糖分不足になるとエネルギー不足で疲れやすくなる、不足分を補うためにタンパク質が利用され筋肉量・基礎代謝を下げることに繋がります。

また、脳の働きを妨げ集中力の低下を招きます。

甘いものが欲しくなる理由はいくつかあります。

エネルギー源として摂取するため、ダイエットなどで食事量を減らしたり運動量が増えたりすると身体が甘いものを要求します。

ストレスがかかると自律神経の働きが乱れることや睡眠不足によっても甘いものが欲しくなるようです。

仕事が終わってから家に帰ると、体も頭も疲れているしまた仕事上のストレスもあって糖分を求めてしまって食べることが常態化していました。

家にお菓子類を置いていない環境がベストなのですが、僕は1人暮らしではないため、なかなかそのような選択は取れないです。

自分の意思だけで甘いものから意識を反らし食べること控えなければなりません。

甘いものを食べるとセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が脳内に放出され、一時的に幸福感やリラックスを感じることができます。

この効果によって、甘いものを食べるとさらに甘いものを欲することになる。

おまけに継続的に甘いものを過剰に摂取し続けていると耐性ができて同じ量の糖分では十分にセロトニンが放出されなくなり、ますますサイクルに陥ることになってしまいます。

砂糖は長時間の満腹感をもたらすわけではないため、血糖値が下がればまた空腹感を催すことになります。そのため糖分だけではなく1日に摂取するカロリーが増え、体重が増加する要因になります。

僕にとって食べ物から得ることのできる幸福感というものは持続時間がとても短く一時的なものです。食べ終わってからしばらくすると時間の経過とともに消失するように感じ、どんな味だったか思い出すことが難しい。

誰と一緒に食べるかとか料理以外の要因もあるため、楽しむことを疎かにし過ぎてもよくない。食事そのものを楽しみ、一緒に過ごす人と時間を共有することは生活に豊かさをもたらすからです。

WHO(世界保健機関)は、平均的な成人が1日に摂取する糖類を摂取カロリーの5%未満に抑えることを推奨しており、砂糖25gに相当します。500ml入りペットボトルのジュースを1本のむだけでも、それだけで1日分を大幅に越してしまいます。その他に摂取した食べ物からも糖は摂取することになり、取りすぎになることは必至です。

この指標は現実的ではないという指摘もありますが、ひとまずはこのラインを守れるようにしてみるのがよいのではないでしょうか。

飲み会にいくとだいたい飲み放題になっていて、ジンジャーエールだけで3杯くらい飲んでしまう。これならまだお酒の方が健康的なのではと反省。

砂糖の接種を控えるとなると飲めるものがお茶しかなくなる。飲み放題でお金払ってるのに、お酒飲めないんだよともったいない精神が働いてしまいジュースに飛びついていましたが、お茶の量を増やさなきゃと思います。

参加している目上の方々に気を遣うストレスもあったのでしょう。

それであれば、飲み会を断ってしまうこと手です。

お金払ってる上に健康を損なうのでは本末転倒です。参加するならその場を楽しむことに全力を注ぎましょう。

ジャンクフードを食べる時と飲み会の席でしかジュースは飲んでいませんが、たまになら大丈夫だという意識から注文してしまいます。

砂糖を必要以上に避ける必要はありませんが、過剰に摂取することで体に悪影響を及ぼします。

疲れた時に甘いものを食べると血糖値を急激に上昇させることになり、血糖値を下げるためにインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。今度は急激に血糖値が下がることになり疲労感を引き起こすことになる。

糖尿病などの生活習慣病のリスクや疲労感、倦怠感、貧血、老化の促進といったデメリットが存在します。

セロトニンは幸福ホルモンと言われていて、気分を改善したりストレスの軽減にも効果があります。また睡眠の質を向上する役割まであるため、適度な量を摂取していくのがいいでしょう。

それではっ!

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