スマホや照明から出ているブルーライトが身体にどのような影響を及ぼしているのか知っていますか。
なんとなく身体にはあまりよくないものというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
僕自身、普段はブルーライトを25%カットする加工がされた眼鏡を寝ている時以外は常にかけています。
近視が進むたびにメガネをこれまで作ってきて、ほとんどブルーライトカットを入れるようにしている。
予備用でつくったときに通常のレンズを使うことがあったくらいです。
PC・スマホでも夜間モードやNight Shiftといったブルーライトを抑えるような機能が搭載されている。
ブルーライトが何か分からないけれど、抑えるような商品やサービスが存在しているから、悪いものだという印象があるかもしれません。
ブルーライトとは?
ブルーライトは可視光線の中で、波長が380~550nmの青色光のことをいいます。主な発生源は太陽で人間が見ることのできる可視光線の中でも最も波長が短くてエネルギー量が大きいです。
蛍光灯やLED照明、PCやスマートフォン、テレビなどからもブルーライトが出ています。
浴びることの影響として眼精疲労を軽減する効果があるとよく聞きますが、科学的根拠がハッキリと示されているわけではないようです。
メラトニンの分泌に関わっていて、朝に浴びると体内時計がリセットされて活動的に過ごすことができて睡眠の質も高めることができる一方で、夜遅くまでブルーライトを浴びていると脳が明るい光をまだ昼なんだと勘違いしてしまい体内時計が狂います。
その結果、睡眠の質が低下することで疲労が蓄積し、日中のパフォーマンスが悪化してしまうなどよくない影響が多数生じます。
ブルーライトはハッキリと悪者というわけではなくて、浴びる時間帯によって受けられる恩恵が変化するためタイミングが重要だということが分かります。
太陽光にも含まれているということで、普段の生活において常にブルーライトをカットし続けることがよいのかは疑問です。
実際は不明ですがメガネによって朝ブルーライトを浴びることによって得られる体内時計の調整効果が十分に得られず、覚醒度が低くなっている可能性があるなと思う。
ということで日中はブルーライトを浴びて、夜だけブルーライトに気を付ければ充分なのではないかという気がします。
僕の体験談として少し前に、1日中PCやスマホに触れているからしばらくの間、PCに触れている時は夜間モードをオンの状態にしてブルーライトカットメガネに加えて更に抑えて過ごしてみました。
もともとメガネでブルーライトを防ぐことができていたせいか、眼精疲労の効果はあまり感じることができませんでした。たとえ眼精疲労に効果があったとしてもPCやスマホをかなり長時間使用しているため、どちらにしても目の疲労は避けられない。
ブルーライトを抑えるということは明るさを抑えるということで、日中に夜間モードをオフにしたときにとても眩しく元の状態に慣れるまで逆に疲れてしまいました。
暗い場所から急に明るい場所へと移動したときのような感じ。
睡眠の質に関しては、よく眠ることができたと感じる日が増え、寝る時間帯にちょうど眠たくなる日も増えている気がします。
ただこれはブルーライトをいつもより浴びたかどうかという話ではなくて、最近生活リズムが変化したことによることが大きい。
覚醒の度合いも変化してはなさそうです。食生活や生活習慣などによっても変化するため一概にブルーライトを適切に浴びたからといって効果があると断言できるものではないですが。
もうしばらく、朝はブルーライトを浴びて様子を見てみる必要がありそうです。
ブルーライトをカットするメガネのレンズは着色がされているために通常のレンズよりも濃く、視界が暗く黄色っぽくなって裸眼状態とは物の見え方が異なります。
そのためカットの割合が高くなるほど、レンズの着色も濃くなる。
また、外部環境によって明るさが変化したときの調節能力が低下しているような視界のチラつきが発生することがある。
程度の問題でもありますが必要以上にブルーライトを避けて生活するのは、かえって悪影響がありそうです。
ブルーライトは身体に良い影響ももたらしてくれるため、付き合い方が大切になります。ブルーライトカットメガネをかけている状態では、物の色をいわばフィルターを通して見ているため自然な状態ではありません。
日常生活では色が多少変化したところで何も問題ありませんが、自然の風景や芸術作品など色が重要となるときには自然な状態で見たい。
そういった時には普通のレンズを入れているメガネかコンタクトを付けるようにする。
朝と夜とでメガネを使い分けるなんてことはめんどくさいから、難しい。メガネのレンズは一度作ってしまったらカット率を変更することはできません。
ブルーライトを抑えるのはPCやスマホで対応するのがよさそう。ブルーライトをどれくらいカットするか設定することができて、ちょうどよいレベルにいつでも調整することができるから便利。
夜は眠れるようになるべく早くPC、スマホ、証明から受けるブルーライトを抑えて朝をスッキリとした状態で迎えたい。
よく眠れてないとか感じたり、睡眠時間が十分に確保することが難しいという人は少しでも意識して睡眠の質を高めてみてください。
それではっ!