新卒で入社するも2年足らずで断捨離して
ニート生活6ヶ月が経過しました

仕事
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こんにちはゆうまきです

新卒で入社した会社を世間では3年働けと言われているのに、2年足らずで突発的に辞めてしまいました。記事を執筆時点で8ヶ月のニート生活をしています。この記事では会社を辞めることになった経緯とその後の生活などについての体験談をシェアしようと思います。

現在、転職を考えていたり、辛くて会社を辞めるかどうか悩んでいる人にも1つの事例としてこんな奴もいるのかと知ってもらい、もう少しつづけてみるかとかもうすぐに辞めようなどの今後の方針の参考にしていただけたら嬉しいです。

前職での環境

前職での環境を箇条書きで簡単に紹介しておきます

「就活がすこぶる苦手、嫌い + 流行病による新卒採用活動の縮小など異例づくし」 によって学生生活も終わろうとしているギリギリにやっと手にした内定だった

ベンチャー企業にてエンジニアとして勤務

フルリモートで働いていたので、通勤・出社経験したことなく、実家から勤務

残業はほとんどない

仕事をやめることになったきっかけ

最初に辞めたいなと感じたのは、4月に入社してから半年経った10月ごろだったかと思います。そこから1年間は続けることができましたが、最終的に辞める決断をしました。その理由について紹介します。

スキルが身につかないし成長できねぇ

ベンチャーということもあり、未経験の僕を育てる環境が存在していなかった。新卒で右も左も分からないため、割り振られた業務について質問する機会が多々ありました。しかし、上司の方も忙しく「もう少し自分で調べてみて」やチャットベースでの質問のため回答が1、2時間後になることが頻繁に発生する環境で仕事の進捗が芳しくない状況が長く続きます。質問しても仕事上の課題を解決することができない無駄なことだという認識になってしまい次第に自ら質問することが減り、また仕事があまり進まないことから上司への進捗の報告も避けるようになりました。俗に言うコミュニケーション不足。

あるとき、上司から進捗がどうなっているのかと聞かれました。もちろん自分で調べながら仕事をしてはいますが、わからない箇所に時間が多く割かれるためにほとんど作業が進んでいないことが判明し、分からなければすぐに質問するようにと怒られてしまいまいます。その後、質問するようにしましたが状況は以前とほとんど変わらず悪循環のループから抜け出すことが難しく精神的にも疲れてきます。また、そんな状況に対してスキルを身につけられていない僕が悪いのだと自身を責めるようになっており相談できる相手もいませんでした。

タスクをこなすことができていない、自走できるようなスキルが身につかない状況では会社と僕双方にとって好ましくなく、Win-Winとは正反対のLose-Loseです。業務に必要な知識や経験がある前提で話を進められても途方に暮れる。

今後、この会社で3年、あるいはそれ以上の年数働き続けたとしても他の企業でも役立てることの出来るキャリアを築いていくことは恐らく難しい、できないとの判断を下す。

いてもいなくても変わらないだろうという思いが強くなる

フルリモート環境のため、先輩の仕事の進め方や仕事に対する考え方をオフラインで学ぶ機会がほとんどなく振られたタスクを精一杯にこなすことしかできずにいた。

プロジェクトがどのフェーズでどんなタスクがあって、どのように優先順位付けをして作業を進めていくかといった、仕事を進める上での思考プロセスや社員がどんなコミュニケーショをとってプロジェクトを進めているかなどを知ることがあまりないなと感じていました。この段階でどうしてこの作業が必要になるかといったことを質問できればまだリモートで環境であっても知ることは可能であったと思います。当時はすでに言っても何も変わらない無駄だという思考をしており色々と諦めてしまっている。

そして、僕のスキル不足によってできないタスクもありましたが、振られて抱えているタスクは僕じゃなきゃできないことなのか、これは雑務に近く誰でもできるじゃないだろうかという感覚が強くなっていました。僕は会社のお荷物のままで不要じゃない?居てもいなくても変わらないでしょ?と悩みまくることに。

出社しないことによって会社という組織に所属しているという感覚が薄かったことも1つの要因。仕事中もずっと家におり、テキストベースでのコミュニケーションも少なくなく、フリーランスじゃなくて正社員で雇用されてるんだよねと少し疑問を持ちながら働いていた。

仕事とプライベートの空間がごちゃごちゃ

上記2つもそうですが、これが1番精神的に辛かったです。リモート環境での仕事のため、出社・退社の概念がなく自宅で完結。そして勤務時間中に抱えているタスクの問題が解決してキリがいいところで終われることはほとんどなく、うまく仕事とプライベートの切り替えをすることができません。

実質的な労働時間は8時間でも、頭の中では業務外でも仕事について考えている時間が増え、気づけば起きてから寝るまで常に考えるようになっていました。仕事に対してポジティブな感情を抱いているなら喜ばしいことですが、残念ながらそうではなくネガティブなイメージを抱いており、何をしていてもネガティブな感情が心を侵食し、楽しめず心が荒んでいました。

まともな精神状態ではないのではないかと思い心療内科に通ってみることも試してみました。しかし、鬱かどうかを診断されることもなく、診療も5分とかで終わってしまい効果は疑わしかったため、しばらく通った後に通院することを止める。それから改めて頑張ろうとしますが、徐々に仕事のために朝から体を起こすことが億劫になり、頭痛や吐き気といった体調がすぐれない日々が続いていました。このままだと体を完全に壊してしまうと限界を感じ退職する意向を伝えたのです

仕事を断捨離してから

仕事に関係するストレスが全て消失したことですっきりしました。仕事に関連する勉強を嫌々思いながらすることも、仕事の進捗についても悩まなくてもいいし、そのことで上司に怒られることもありません。そして、納期を気にする必要も無くなったのです。

人生は1回きりしかないのだから、無理に嫌なことを続けていく必要はないと考えています。そんなことで辞めていたら他の会社でもやっていけないであったり、甘えていると言った意見もあるかと思います。退職した当初はすぐに転職活動を始め再就職する予定でしたが、未だニート。そこが唯一の後悔ポイントかもしれませんが、あの苦しい状況がこの先もずっと続き、しかも打開することが難しいことを考慮すれば辞めることを決断したことは本当に良かった。

z世代はタイパ(タイムパフォーマンスの略称)を重要視しており、短い時間で満足度が高い経験が得られたと実感することを求める傾向にあるようです。僕もYoutubeや映画などの動画コンテンツを2.5倍速で視聴することもあります。タイパを仕事によって積み上げるキャリアパスの面でも求めて焦っていたのかもしれないと自宅警備員としての日々を送るうちに気づきました。

学生時代に就活をしていた当時から説明会を受けるときなど、5年から10年かけてキャリアを歩んでいく説明にいまいち腑に落ちないと感じていました。終身雇用が継続できなくなり、企業の寿命も短くなっており、そんなに長く同じ企業に留まり勤めているイメージを持てなかったのです。思い返せば僕の中に周りを出し抜いてやろうとか、同じ社会人として遅れをとりたくはない、多数派に所属して安心感を得たいといった思惑があったのかも。

現在は人それぞれ環境も考え方も能力もありとあらゆることが異なるのだからそれぞれのペースで進んでいけばいいという考えです。学校のテストの点数やスポーツテストなどで人と比べることを子供の頃から余儀なくされてきたので、周りと比較しなくて良いという考えにシフトすることができてから楽になった気がします。

生きてるだけなのにお金はかかる

僕は今は実家で生活しているため、家賃・光熱費・水道費などを親が負担してくれています。もしこれが1人暮らしの場合には、当然これらの料金がかかってきます。また、会社の給与から引かれていた、年金・住民税・健康保険についても自己負担する必要があります。それと奨学金の返済…。イキテルダケデスヨ?

お金は日々の生活で使わずに生活することはかなり現実的ではないため、収入がない今は増えることはなく、減る一方です。お金が減るにつれ使うことのできる選択の幅が狭くなっていき将来の不安が強まり、気分も暗くなってしまいます。そうならないうちに、再就職するなどしてお金を増やす手段を確保する必要があります。インターネットが普及することによって個人でも収入を得る方法も格段に増えているため、自分に合った働き方が選択しやすくなっていますね。

仕事をやめようと考えている方へ

転職をしようかなーと考えている段階であれば、同じ職にしろ、異なる未経験からのキャリアをスタートするにしても、働きながら転職活動をし内定をもらってから職場を移動した方がいいです。これは確実に言えることだと思います。

現職でのスキルを次の職場でも活かそうとしている場合は、できる仕事を増やしておくと中途採用ではスキル面が重視されることが多いこともあり、選択肢を広げることができます。

独立を考えているのであれば、まずは副業から始めることがリスクを取らなくて良いかと思います。たとえ仕事がしばらくの間得られなく状態が続いたとしても、現職で働いている限り収入が得られ、金銭面などの不安から守ってくれます。

僕のようにスキルもない状態で辞めてしまい、なかなか再就職先も決まらずダラダラと空白期間が6ヶ月をこえると、「あなたはこれまでどんな経験をしてきましたか?」、「これまでいったい何してたの?」と痛い質問が飛んでくることになりますw。

すでに限界を感じており、先が見えないままやめようと考えている場合、もし何かしらの精神疾患であると診断されていたりすれば会社によっては休職という選択も取れるかも知れません。短期での離職は転職活動のハードルを上げてしまいます。企業から見れば、またすぐに辞めてしまうのではないかという懸念となりうるからです。

もし、会社を辞めようとしている原因を排除できる可能性が少しでもあるのであれば、内部の人間に相談してみても良いかもしれません。解決の見込みもなく会社が嫌でたまらなく、体調を崩したり精神的に参っていて限界であれば、その時は仕事から離れ休憩を取ることが必要です。企業や上司、お世話になった人へ迷惑をかけてしまうかもなどとは考えずに、自身のQOLをこれ以上に下げないこと、無理をしてすり減った心身の療養を優先するべきです。

ただ、意図しないタイミングで辞めることになると金銭面の問題がつきまといます。可能であれば、実家でしばらくお世話になる、頼れる友達の家に転がり込むといった行動をすることで支出を抑える工夫をするとよいかもしれません。

さいごに

結局のところ、自分の人生に関しては自分自身で決める必要があります。
身近な人も、見知らぬ第3者も人生の責任を肩代わりしてくれることなんてないです。
満足のいく人生を歩めるように納得した上で決断しましょう!

以上が、ニートになったきっかけとニートからのアドバイス。
ここまで読んでくれてありがとうございました。

それでは

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