はじめに
ゆうまきです。金木犀の香りのする季節となりましたね。秋の訪れを感じさせ、他の花にはない独特な甘い香りによってリラックスすることができるのでこの時期がとても好きです。
自己紹介の時に趣味を言ったり、初めましての間柄だと趣味を聞かれることがよくありますよね。頻度とかこれまで楽しみ消化してきた時間が少ないとかの理由により、趣味に含めていいか迷ってしまうことがよくありました。旅行は好きだけど、1年に何回も行っているわけではないし、読書にしても1か月に10冊も読むわけではない。他の人に比べると頻繁に旅行に行っている人はもっといるし、本読んでいる冊数が多い人ももっといるだろうことが頭をよぎる。そして今会話をしている相手が自身よりも知識があって詳しいのではないかと考えると下手にコーヒー好きですとか、SFが好きですとなかなか言えない。
持っている趣味の魅力を相手に言葉だけで伝えるのは難しいので、相手が全く知識として知らないことだったら質問責めにあう可能性もある。相手の質問に満足のいく回答ができないと浅い趣味だなと思われるかもしれないことを考えるとさらに伝えづらくなる。
趣味を言うだけでそんなに悩む必要なくて、基本的には自信を持って好きなことを伝えてよいと思います。誰しも苦手な話題というものはあるので、受けが悪かったらさっさと話題を変えれば痛い目を見なくて済みます。
こんな悩みを抱えている方は少ないかもしれませんね。
僕は以前は趣味を聞かれた際に答える準備が全くできずにどう答えたものか散々迷いに迷った挙句、単なる好きなことかそれとも趣味かどうかの結論が出ないまま、「趣味らいし趣味はないんです」って答えてたこともありました。なんなら趣味ない人にその質問するなよとすら思ってました。お恥ずかしい。
お互いを知るために趣味を共有するのですから、初めは共通しそうな趣味から伝えていくと仲を深めることができる確率が高まります。出身地が一緒だとこれまで関わってきているわけではないのに知らずと親近感が湧きますよね。自分と同じ属性を持っているだけで相手と仲良くなった気になるのが人というものです。趣味も一緒でお互いに共通した趣味、少なくともしたことのあるアクティビティがあると共通項になるため、雰囲気が和らぎ話も弾みやすいです。コミュニケーションを円滑に進めるためにも戦略的に趣味を開示していくことをお勧めします。
コミュニケーションにおいて戦略を取るのは、自然な形からは離れてしまうから抵抗を感じる方がいるかもしれない。戦略的という言い方が苦手であれば、相手のことを思いやったコミュニケーションの取り方と捉えてもらうと受け入れやすいのではないでしょうか。
趣味だと言えるもの
頻度や詳しいものということを度外視して、自由に使える時間の中で楽しみや充実感を得ることのできるアクティビティを趣味として扱っていいだろう。趣味は個人の興味や関心に基づいてコミュニティに参加したり、ストレスの発散や人生を豊かにしてくれたりします。
【趣味かなというリスト】
僕が趣味として言えそうなものを羅列してみました。こうしてみると会話が続くかどうかはともかくとして、趣味が思ったよりも多いように感じます。好きではあるけれど、好きな理由を整理して言語化までできてある程度語ることもできるレベルに絞るとやはり少なくなる。それでも好きなことであれば趣味に含めてしまっていいと今では考えています。
映画鑑賞、読書、旅行、カメラ、美術館、カフェ、コーヒー、散歩、将棋(アプリ)、ネットサーフィン、sns、筋トレ/HIIT、自然、散歩、庭園、グルメ、健康、漫画、ガジェット、温泉、Slay the spire(ゲーム)、Youtube、音楽鑑賞、哲学、XXX
【趣味にしたいリスト】
ついでに趣味にしたいこともいくつか挙げてみました。
キャンプ、海外旅行、ポーカー、釣り、株、麻雀、英会話、料理、アート、ゴルフ
深い間柄ではない人に伝えるシーンではいつも無難な、多くの人がやっていそうで趣味の内容を理解できるような映画鑑賞や読書をあげることが多いです。
趣味を聞き、伝えるのは会話のため
趣味を開示するのは、お互いのことをよく知るきっかけとなる話題の1つです。そのため、会話している相手が全く知らなかったり、興味のない趣味を答えるとすぐに会話が終了してしまいます。頻度が少ないことや最近始めたばかりということを気にするなら、その旨も盛り込んで伝えるといいでしょう。
また、趣味はありません。と答えるのは会話している人とのコミュニケーションを続けたいのなら戦略的には失敗しているため避けた方がよいだろう。趣味が思い浮かばないという人は普段どんなことを過ごしている時間が多いか振り返ってみてください。「趣味というほどではないけど、〇〇をしてよく過ごしています」といえば、相手は趣味の1つとして理解してくれるし、会話の糸口にもなります。
お酒飲めるなら「お酒に強くないけどが好きです。」というのがまったく飲めない人以外の人に当てはまるので、趣味として答えるのはとても良いと思います。僕がお酒が得意ではないからそう思っているだけかもしれませんが、共通項を持つという目的は容易に達成することができる。
趣味を聞かれた時に今している趣味を答えなきゃいけないということはないです。まだ初めてはないんだけど興味を持っているということからも会話を広げていくことは可能だからです。先ほど、趣味にしたいリストをあげたのもそういった事情があってのことです。会話している相手が、既に趣味としてよくしていることであれば、連れて行って欲しいとか一緒にやりましょうよと会話が弾むこと間違いなしです。
趣味を聞かれたのに趣味を回答していないことが気になるようであれば、相手に普段はどんなことをして過ごしているか聞くとよいでしょう。自然と自分の過ごし方も伝えることができます。
踏み込んだニッチな趣味は仲良くなってから
あまり教官の得られない趣味を共有すると変わった人だという印象を与えたり、異質なものとして拒絶とまではいかなくとも積極的にかかわろうとしなくなってしまうかもしれない。会話が弾まず、キャッチボールがすぐに終了してしまうことになりぎこちなさを感じたり距離を感じたりすることになる。まだお互いに正確とか価値観とかを知らない段階での共感を得ない趣味の共有をすることは危ない橋を渡っています。仲良くなってからの共有であれば、その人の熱意とか考えを理解しようとする気になりますし、新たな一面を知ることでより深い間柄になるきっかけになります。
さいごに
趣味を伝えるのに、1番好きなことをそのまま伝えるのが最善策とならないのはなんだかもどかしいですよね。最初は話し合うきっかけづくりとしての趣味を共有して、徐々に穏当に好きな趣味を共有するという段階を踏むと良好な人間関係を構築することができるようになります。
それではっ!