はじめに
こんにちは。ゆうまきです。
普段はいているズボンが結構長く使い込んで色落ちしてしまっていたのと、冬用の少し暖かめのズボンが欲しいなと思い、秋冬とオールシーズンいけるズボンを2本新調しました。
同じズボンを買う予定でお店に行くと同じものは置いてなかった。他の物を試着しましたが、履き心地がしっくりこなかったので別のところで探すことにした。
ちなみに今回は欲しいものが決まっていたので問題なかったのですが、店員の人に探しているものは何ですかと問われると回答に困ってしまうほどにはファッションに疎いです。
色々とネットで調べたりもして、探して結局は以前利用していたブランドに落ち着きました。ちょっと高いという理由で離れていたけれどまた戻ってくるとは思ってなかった。はじめにネットでブランド名で検索するとサジェストにダサいと出てくることが何度かありました。
服装はそれだけの評価ではなくて、着る人やコーディネートによっても変化しうるものだと思っていて、ブランド自体がダサいという感覚が僕には分かりませんでした。ブランドのマーケティングが上手くいかず失敗してしまったのか、着用している人のイメージがよろしくないのか、着ている人が増えたことによって陳腐化して個性が均質化されたことによる影響か、販売している商品がトレンドではないのか、はたまた本当にダサいのか何かしらの理由があるのだと思います。
変化していくファッションへの評価
群衆の心理として服装がオシャレかダサいかの判断は年単位の短期的な流行だけではなくて十年単位でファッションスタイルが大きく変わってくる。昭和・平成・令和それぞれでオシャレとされていた服装がダサく見えたり、ダサいとされていた服装がオシャレとして見られたり、流行った服装がもう一度レトロやヴィンテージと呼ばれているオシャレなファッションとして再燃することがある。個人のコーディネートの良し悪しを語る際にはファッションセンスがいい悪いという言葉がよく用いられる。
ファッションセンスに関しても普遍的なものではなくて時代とともに変化しているだろうと思う。群衆の心理が変化しているのだから当たり前だろうと感じるかもしれませんが、ファッションスタイルと同様にセンスの良し悪しが反転するという事態が発生します。センスと聞くと、適切な判断を下すことのできる才能や感覚を持っているというイメージがあったけれど、ファッションと組み合わせてファッションセンスと言う時にはそれ以上に広い意味合いを含んでいるように感じます。
今年の流行
お店に行くと展示している商品についてだいたい説明してくれます。メインで展示しているのはこれからの季節に合った旬の商品で、今年の流行カラーやシルエットとかを丁寧に紹介してくれる。
いや、知らん。知らんよ流行なんて。
ファッションの流行は様々なプロセスを経て形成されていくのでしょうが、主な発信となっているのはファッション都市で開催されるファッションウィークだと思います。社会の価値観や文化的な背景からファッションのトレンドを予測しているのか、流行させたいという思惑もちょっぴりと含んでいるのか、とにかく流行の卵が作られる場所があります。 そしてその卵は2,3年前から既に温められていて、ファッション業界の最先端からの情報発信によって殻を破り、モデルやインフルエンサーに浸透することによって成長していきます。
そして来年にはまた別の卵が発表されるわけです。ファッションが好きで流行に合ったファッションを着こなしたい人であれば、そんな営業も嬉しいでしょう。僕はどちらかというと流行のファッションを楽しむというよりは、長く使用することによって愛着を持って大事に使い続けたいという価値観を持っているために、自身が気に入ったものや似合うものを選びたいです。頻繁に買い替えるわけではないため、来年の流行で着用していれば流行遅れだと思われる可能性もあるのかなと考えたりすると流行のアイテムはあまり魅力的に映らず、好きな服を購入するほうが優先度が高いです。
ファッションセンスは個性の表現方法
ファッションセンスがよいのは流行を作る人たちでしょうか、それとも流行をいち早くキャッチアップして情報として発信しているインフルエンサーでしょうか。結局のところなんだよと思ってる僕ではありますが、それぞれの個性に合わせた服を選び、上手く流行ものを取り入れて着こなして個性を発揮することこそがファッションセンスがよいことなのだと思います。
ファッションセンスがただないと批判的な人が一番ファッションセンスを持たない人ではないでしょうか。インフルエンサーから強く影響を受けて、とにかく流行を追っているだけの人であれば、かえって個性をなくしてしまうことにつながります。流行を必ず取り入れなきゃいけないわけでもなく、正解はないわけですから自身の好きなもの、似合うと思うものを着用すればいいんじゃないでしょうか。実際に似合うかどうかは他者からの視点のため、上手く意見を取り入れることで似合う服装へと近づけていくことができます。
人それぞれの好みやライフスタイルを総じてファッションセンスと呼んでいるのであって、個人の主観的な見方だと言えそうです。ブランドがダサいとかファッションセンスがないという表現も自身にとって好みではないというくらいに捉えるとよさそうです。
自身のスタイルが確立できていないと、服選びに失敗してしまう頻度が多くなります。試着したときはよいと思って購入したけど、結局ほとんど着用することなく数年が経過してクローゼットで眠っているという状況に陥るというのはあるあるだと思います。
ファッションセンスは先天性のものだけだはなくて、後天的に身に着けることができます。ファッションについて勉強することで、経験や知識を活かして自身の美意識に沿った服装選びができるようになります。
さいごに
黒ズボンに白Tを標準搭載している初心者の僕がファッションセンスについて語るなんておこがましいですが、あまりにも流行ものをお勧め商品として推しすぎだと感じる。こういう体型だからこんなシルエットの服がおすすめですよという視点で商品をお勧めして欲しいなと思う。
それではっ!