ついこないだ新年を迎えたと思ったらもう2月ですね。あなたは2026年の抱負は立てましたか?目標に向かってアクションを起こせていますか?
やりたいこと目標はあっても忙しさとかを理由に諦めてはいませんか。あるいは、数日でほとんど着手しないまま挫折し、数年間眠らせているかもしれません。でもいつも決意だけで終わってしまうと自身を責めなくてもよいのです。目標達成への道のりは長く険しいのですから。そして同じ悩みを抱えている人は想像よりもはるかに多い。
もし意思が弱いからだと自信を責め諦めそうになっているなら、まずはまとまった時間を必要としないスキマ時間を活用してみませんか。
どうしてスキマ時間なのか?
目標を掲げるとき、自分のことを知っているつもりでもこれくらいはできるだろうという見積もりはかなり現実と乖離しています。身に余るはるかに大きい目標設定をしてしまうのです。
勉強習慣がない人が資格取得のために1日3時間の勉強を決意するのを想像してみて欲しい。やりたいという想いだけで設定しまうことにより、今のライフスタイルの整理やどこで時間を捻出するかなどの具体性を持たせるまで頭が回らないのです。これまでと同じ過ごし方をしていれば、当然のことながら1日だって継続することは難しい。
でもできなかったことに対しての罪悪感は芽生え、意思が弱いのだと自身を責めエネルギーを余計に消費することになります。失敗の積み重ねよりも小さくてもよいから成功体験が必要なのです。その積み重ねこそが目標達成への道のりを明るく照らすことになる。
だからこそ、5分や10分程度で完了することのできるスキマ時間を活用することをおすすめします。スキマ時間では世界は変わらないかもしれない。しかし、自分で決めたことを5分積み重ねることはできると信じることができるようになる。自己肯定感がアップすることはモチベーションの維持や継続に大きく貢献してくれるはずです。
「まとまった時間」への幻想を捨てる
スキマ時間では目標達成するための行動は難しく、まとまった時間が必要だとする反論したくなる気持ちも分かります。
ではどれくらいのまとまった時間が取れれば、行動できるのでしょうか。
30分、1時間あれば集中できる。どうしても半日は必要。あるいは今日のノルマは週末にまとめてやろうと先延ばしにするかもしれません。まだ始めてもいない状態では目標を決定したときと同様に正確に回答することはできないはずです。
おまけにまとまった時間が確保できたらやるというのは幻想です。時間の捻出は意識してすべきもので、「いつか時間ができたら」と言い続けることになります。そのいつかは決して訪れない。
運よく30分確保できたとして、ほとんどの時間を何からしようかという迷いの時間や準備で消費してしまうことになるでしょう。
現代人は「スキマ時間」の天才である
現代人は十分にスキマ時間を活用しています。電車の待ち時間やカップラーメンができるまで待つ間、布団に入ってから寝るまでといったあらゆる行動の切り替えによって発生するわずかな「スキマ」でスマホを取り出しているはずです。
僕も少しの時間でもSNSや動画、漫画といったコンテンツを見てよく時間を消費しています。ショート動画が特に危険で最近は意識して早めに切り上げるようしています。油断するとスクロールする指が止まらなくなって延々と見続けてしまう。有効な時間の使い方かはさておき、1日だけでも相当な積み重ねになっています。
iPhoneであればスクリーンタイムのアプリ、Android であればDigital Wellbeingで確認することができるため、ぜひ使っている時間と端末を持ち上げた回数を確認してみてほしい。想定よりも多い時間、多い回数が表示されているはずです。
スマホの利用時間とスキマ時間が一緒というわけではないけれど、確認してもらえば分かる通りスキマ時間は意外に存在していてやれることはあると理解してもらえると思う。
スキマ時間には具体的な行動が必須
それでも数分程度の時間では目標達成につながる行動はおこせないと人も心配しないでください。もっと言うと30分の時間が確保できてもいつもの過ごし方をしてしまう人が大半なのです。
どうしてこのようなことになってしまうのか?
これには理由があり、時間の使い方について考えるステップが抜け落ちてしまっているからです。
スキマを有効に活用するためには、準備が必要なのです。すぐにできる具体的な行動をあらかじめ決めておかないとせっかく時間を確保できてもあっという間に失うことになるでしょう。やる気がどれほどあっても何をしたらよいかも分からないのでは仕方のないことかもしれません。
いざ始めようとした瞬間に壁にぶつかったことは理解できても、どうして動けないのかまでを理解できずに疑問符が浮かぶ。ただただ混乱して思考を巡らそうにも手がかりもなくフリーズすることになります。そうしていつもしている頭を使わなくてもいい手段であるスマホにとびつく。
山登りに例えてみると、既に足を上げ山へ入る一歩目を踏み出そうとしている中、複数の道に足を下ろそうとしているようなものです。ルートはたくさんあって先人が開拓した道を選ぶも自身で新たな道を切り開くこともできます。途中で別の道に逸れたりあるいは合流したりすることもあるでしょうが、1歩目を踏み出すルートはどうしたって1つだけしか選べません。できない動作を求められたら混乱は避けられない。スタートする段階で足を引っ込めてようやくどのルートを進むべきなのかを考え始めることになり、結局登り方も定まらないままグルグルと山の周りを歩き回ることになります。そうしてまた目標に1歩も進めなかった経験を積んでしまうわけです。
だから具体的な行動に落とし込みスキマをみつけたらすぐに実践できる状態にしておくべきなのです。できれば5分あれば○○する、10分あれば△△するといったように時間別に実施内容を設定しておく。難しければミニマムの5分以内で完了できるレベルにします。
例として僕の最近始めたことを紹介します。HIITや筋トレはしているものの、平日はデスクワークで8時間座っており運動不足に悩んでいました。目標は身体を動かす機会を増やすことです。普段しているメニューを2セットに増やせばよいとは思いつつもハードな運動でもあるからなかなか増やせないままにしばらく過ごしていました。まずは少しずつ運動量を増やすためにスキマを利用することに決めます。具体的には縄跳びを100回飛ぶかバーピーを20回すると設定。そう決めた瞬間から、迷いが消えました。息を切らしながらも今日もノルマをこなしたという爽快感が得られます。
誰が見ても何をすればよいか明白で短時間で終えることができます。
大きすぎたり抽象度が高い目標に対しても5分でできることを見つけてください。その5分が現状から脱却し、成功体験を積み重ねることにつながる。
参考になれば嬉しいです。
スマホの利用は選択肢の1つ
スマホを使用している時間は溜め込んだ精神的な疲労やストレスをリフレッシュする意味もあるから、まったく不要な時間でゼロにする必要はありません。目標をいつまでに達成したいのか期間とモチベーションのバランスに合わせて選択すればいい。
スマホの利用はスキマ時間を活用する選択肢の1つだと考えればよく、スマホ以外の選択肢を持っていることが大切です。
ずっとスマホを使っていれば、スキマ時間の活用という点では変わらぬ日常を送ることになります。少ない時間でやることを具体的に決めることができれば、自分のために1歩進むことができるようになっています。
スキマ以上の時間の捻出
掲げた目標が大きければ大きいほどスキマ時間だけでの達成はあまりにも長い年月がかかると判明するかもしれません。
そんなときには、スキマ時間ではなく普段の過ごし方を根本的に見つめ直して使える時間を生み出す必要に迫られるでしょう。そんなときはスキマ時間を活用した方法と同じことをすればよいのです。
最初に1日の時間の使い方を認識し、削減できるところできないところを見定めます。次に具体的な過ごし方を考えます。スキマ時間と同じ活用も可能ではあるものの、よりまとまった時間ならその長さに見合った過ごし方を考えてみてはいかがでしょうか。さいごに、継続できることに重きを置き、できる範囲で行動を更新していく。
きっとスキマ時間を活用して目標達成に向けてやってきたことが役立ちます。これまで一歩ずつ小さな成功体験のを積み重ねて山を登ってきた。その事実は、自信となってあなたの力となり山頂までの道のりを歩み続けることができるはずです