はじめに
ゴールデンウィーク期間中に行きそびれた、海外旅行へと行ってきました。今回で海外へ行くのは2回目で、1人で行くのは初めてです。1度目に行ったときに、また行きたいとは思っていたので、2年ほど経過してしまってますね。
余談ですが、日本人のパスポート保有率を調べてみますと、20%を切っているようでびっくりしました。コロナ禍や円安ということもあって、海外にしばらく行かないからと更新しなかった人も多くいそうです。日本は陸続きで国外と隣接しているわけじゃなく日本にも良いところはたくさんあるから、観光は国内で充分に楽しむことができるという背景からパスポートをあまり必要としていないのかもしれませんね。イメージでは日本のパスポートは世界最強だから保有率ももっと多いと思ってましたが、どうやらバイアスがかかっていたようです。
不安と失敗が多めの旅ではありましたが、準備から帰宅まで大きなトラブルはなく無事に帰国してこれた。1度目は航空券から宿泊先、もうする必要がなくなったコロナの検査など何から何までおんぶにだっこ状態でしたので、準備段階から大変でした。特殊なものがなければ、次はたぶん大丈夫。ロストバゲージの確立はかなり低いですが、万が一当事者になってしまったら対応できる自信は皆無なので、余計な心配事を増やさないためにも荷物は預けることなく機内に持ち込めるリュック1つにしています。あとは荷物を受け取るにも時間がかかるということもあります。
初の海外一人旅は韓国へ
行先は、日本人の海外旅行先として常に人気上位の韓国です。日本から一番近い国で2~3時間のフライトで行くことができます。空港から離れてると国内の移動時間、渡航先での移動時間もあるので、移動している時間はもっと多いです。今回行先を観光に選んだ理由は、海外旅行へ行こと自体が1番の目的でしたので今回は近さを優先しました。
日本語が通じない?
観光地周辺は旅行に来ている日本人が歩いているところをよく見かけるため、どうしようもなく困ったら探して協力を求めることができないことはないです。同じ言語で不自由なくコミュニケーションをとれると状況は改善するか分かりませんが、不安からは解放されて安心感を得ることができるでしょう。日本語が話せるスタッフが在籍している宿泊先もいくつかありますので、慣れない土地で精神的に落ち着ける場所となってくれます。安くはないですし、旅行中にどれだけのメリットがあるかと言われると難しいですが、旅に慣れていないなら快適な環境にしておいたほうが楽しめると思います。
韓国語しか話せない人も多いですが簡単な日本語もしくは英語は通じることもあるので観光するだけならそこまで心配しなくてもよいです。受付の人も海外からくる旅行客の対応に慣れているため、困ることはなかったです。韓国語も英語も全くできない状態だと困りそうな場面はありましたが、幸い簡単な英語の聞き取りはなんとかできる。セルフオーダーの端末も日本語に対応しているためスムーズに注文できます。
今の時代は便利な翻訳アプリがあります。ほぼリアルタイムで話した言葉の翻訳が可能であるため、利用することでコミュニケーションに困ることはないでしょう。僕は使うのが少し慣れなくて、あまり使いませんでした。というのも、日本語を話すときは文法が多少適当でも割と伝わりますが、それを翻訳するとなると丁寧な日本語をスマートフォンに話す必要があります。普段しないような話し方になって疲れるので、アプリは挟まずに英語でなんとかコミュニケーションを取ってました。
複雑なことを伝えようとすると、翻訳アプリに頼らざるを得ないため英会話能力は必要だなと改めて思う。
移動は想定よりも時間がかかる
移動手段を詳しく調べることなく、向かったため到着してから空港でしばらく右往左往してました。たとえしっかりと調べていたとしても、まったく知らない場所ですので、乗り方や乗る場所を見つけて乗り込むまでが想定よりも時間がかかることを考慮しておくべきでしょう。スケジュールがタイトだったというわけではありませんが、初日はアプリで目的地まで調べた到着時間よりもかなり遅くなってしまいました。
スケジュールを立てるにしても、時間に余裕を持たせたほうがよさそうです。せっかく海外にきてバタバタと忙しくするのは全力で楽しめなくなってしまいます。
時期的に暑さに堪える
旅慣れしてないこともあって、時間も多くないからできるだけいろんな場所へと行きたいと体力のことを考慮せずに歩いた。おまけに機内持ち込みできる量しか持っていないとはいえ、リュックを背負って歩き続けるのは疲れる。
日本であっても暑い時期に長時間歩き続けるのは熱中症のリスクが上がって危険ですし、体力もかなり消耗します。いろんな場所を巡りたいからと体調を崩してしまっては本末転倒です。
海外旅行保険へ加入しているものの、病院に行かなければならない事態は避けたいものです。そのため、絶対に無理はしてはいけない。
1kmくらいならと歩き出してほとんどが坂や山道だった場面に遭遇して後悔したことがあったので、日本のように基本的に平坦な道だと思うと痛い目に遭います。
暑さと荷物を持って移動することの疲労度を考えて、交通手段を選択できるようにならないといけないと痛感しました。韓国ではバスと徒歩のみで移動していましたが、Uberを利用する選択肢を持っているとかなり徒歩で移動する距離を縮め体力を温存できます。
水分の確保手段
日本だと喉が渇いて飲み物が欲しい時にコンビニや自動販売機が少し歩けば田舎でなければ比較的すぐに見つけて喉を潤すことができます。水分を確保することのできる場所が日本は多いのかなと思います。韓国がものすごく少ないというわけではないですが、水分は確保できるときに確保しておく意識をもっていたほうがいざという時に困らなくて済む。
さいごに
韓国へと出発する前の搭乗ゲートで昼食を取っていると、英語でどこで買えるのかと話しかけられました。これまで何度か話しかけられたことがあるけれどいずれも上手く受け答えすることができませんでした。けれど今回は聞き取れたし拙いながらも英語で伝えることができてうれしかったです。
不安にもなり失敗もありましたが、頼れるのは自分だけという環境に置かれると問題解決能力が嫌でも伸びます。知らない場所で現地の言語もわからない、普段使わない英語を話す、マッサージ店や喫茶店へ入るといった環境への適応や行動の1つ1つすべてが挑戦です。
上手くいかないことがあっても、あまり自分を責めることはせずに失敗することに対して寛容になれる気がします。とにかくその状況から脱却する必要があって、失敗したことで自身を責め無力感を抱いている場合ではない。なんならむしろよく対応できているとすら思えて自信をつけられる。
この経験は1人で行ったことで得ることができたものです。知り合いと行動していれば、大きな不安を抱え挑戦することにつながらなかった。宿泊先は日本語対応だったので少し甘えちゃたけど。
もしこれから海外へ行こうとしている人は1度ソロで旅をすることをしてみてはいかがでしょうか。
また海外へ行きたいと思える旅になってよかった!
次は台湾かバンコクへ行こうかなと考えてますが、より日本と異なる環境に身を置いたときの心境の変化を感じたい。
それではっ!