骨をポキポキと鳴らすことは本当に悪いこと?

健康
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はじめに

たしか小学校の高学年になった頃から骨をポキポキと鳴らし始めた。骨を鳴らすことができることは親がよくしていたので知っていて、身体にあまりよくないことだとも教えられていました。

鳴らし始めるきっかけは明確に覚えていて、友達に強制的に鳴らされた。一体どこで覚えてきたの分からないが、こんな風に両手を組んでと言われて祈りをささげるように指を両手で交互に絡ませた状態から、人差し指と中指だけ解いて、第二関節から曲げた。人差し指と中指は第一関節から第二関節にかけて左右で合わさり、薬指と中指は絡めた状態になります。そこから、友達が指を絡ませた両手を広げて両手を包み込むようにしたかと思えば万力のように挟み込む形で力を瞬間的に入れたことによって、僕の両手に力が加わる。初めて人差し指と中指の骨がポキと音を鳴らした。何をするか聞かされていなくてあまりの不意打ちに驚き、痛すぎて骨が折れたかと思った。しばらくはジーンとヒリヒリしていたことを覚えている。友達はまったく悪気がなさそうにして笑っていたし、何故か少しの間流行っていた。

そのうち骨をパキパキと鳴らす人が出てきて、例にもれず僕も鳴らすようになった。最初のうちは鳴らせても痛みが伴い深いということも多かったけれど、だんだんとスッキリとした満足考えられるようになって習慣となっている。指から始まり、足首や腰、首なんかも気づけば鳴らすようになっていた。

骨を鳴らすと身体によくない?

何度か骨を鳴らすと骨が太くなってしまうからよくないことだと注意されたことがあったけれど、一時的に鳴らしていない時期はありましたが辞めるようなことはなく今でも結構な頻度で骨を鳴らしてしまう。それが原因で骨が太くなるということはありませんでした。僕を含めて多くの人が骨を鳴らすという表現をするけれど、実際は骨が鳴っているわけではない。関節内に溜まった気泡が破裂することによってポキポキと音を発生させています。骨を鳴らすことによって、少しの間痛みや違和感を感じる人もいるようですが、短期的なもので大きな問題になるようなことは基本的にはありません。

基本的にといったのは、骨を鳴らすこと自体には問題はどうやらなさそうだということです。問題となるのは骨を鳴らす際の力加減です。ある程度の力で関節に負荷を与えることになります。この力加減を間違えてしまうと、靭帯や健、周辺の神経などへ影響を与えることになります。首はよく鳴らす部位の1つではありますが、神経が多く集中しているため圧迫してしまうことによって痛みや痺れを生じさせてしまうことになります。普段習慣で鳴らすときに関節に加えている負荷はこれまでの経験から最適化されて骨を鳴らすために適度に力を制限していることだと思います。ただ、その力加減が関節を含めて、靭帯や健、神経へ負荷になっていないかということは分からないです。もしかしたらまだ影響が出ていないだけで、実は負荷を与え続けていて、将来的に影響が出てくる可能性がある。

以前にしばらく骨を鳴らしていなかった時期がありました。何がきっかけで鳴らさないようになったのかは全く覚えてなかったですが、首に違和感があった時に何の気なしに顎に手のひらを添えて首の関節を鳴らしことあった。力加減を間違えたのか、しばらく鳴らしていなかったことによるものかは不明だがその時に首を痛めてしまった。病院に行くまでもなく治ったため、その後は再度鳴らすような習慣がついた。もう何も考えることもなく、骨を鳴らしているけれど、首を長期的に痛める可能性や今やっている行為が長期的に影響が出てくるかもしれないと考えると少し怖くなってきますね。

さいごに

短期的に骨を鳴らすことで影響があるわけではありませんが、長期的にみるとどの程度影響があるのかがはっきりと解明されてはいないそうです。過度に力を入れて骨を鳴らしていると先ほど述べたケガのリスクを発生させることになります。また、どこの部位を鳴らすかによっても影響は異なり、指の関節と首の関節では鳴らすときに抱えるリスクも大きく変わる可能性があります。首の方には大事な神経が集中しているため、指の関節を鳴らして痛めることよりもリスクが大きくなることでしょう。首の違和感や作業の合間の気分転換にポキポキと鳴らしていましたが、あまりしないほうが懸命のようです。

関節を鳴らす音が他の人にどれくらいの大きさで聞こえているのか分からないけれど、会社とかで他の人が鳴らしていることはめったにない。少なくとも指の関節を鳴らしてるのは一度も聞いたことがないので、周りでは僕が一番鳴らしているまである。

もう何年間も関節を鳴らし続けて生きてきたために、今から抑えたところで長期的に影響が出ることがもう約束されているかもしれません。それでも短期的には力加減を間違えてケガを負うことは防ぐことができる。

わざわざケガのリスクを負う必要はないので、関節をポキポキと鳴らし続けるのは自重できるように努力したいと思う。

それではっ!

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